山本の日記

その時起きたこと、考えた事を記録します

みえないものに捻じ曲げられること

わたしくしのおしりあいは会話のアタマに いや、全然関係ないんだけどさぁ というフレーズを必ずや持ち込む訳で、それは彼の癖というほぼ無意識から来るものだと思っていたのだけれど、最近というのも、実はそれがかなり意識的に、狙い定めてアタマに弾丸を…

日曜日のあちらやこちら

いつになく現実からただ逃れたいという気になっている。今のわたしは恐らく、藁にもすがる何たらで、ひびわれたこの賢くスマートで優秀なフォンに文字を書きつけている、血筋が浮き上がり渇ききった亡者であろう。 現実とは何であらうか。この目にみえる毛布…

瞼をそっと閉じる、そして、 何気なく、目の前の光景に申し訳なくなって、なんとなく居たたまれなくなって 彼女は両手を広げた。地鳴り、頬を伝う風、それは何故かこの緊迫した状況に見合わない爽やかな風、その刹那、彼女は、主人公たるやは、例のごとく、…

アリスとお呼び

どうやらぼくは、不思議の国に迷い込んでしまったらしい。今まさにこの瞬間、トンでもない勢いで時間が流れるというか、飛び出す感覚、目の前のディスプレイがふにゃふにゃの海草みたく頼りないし、キーボードの打鍵音も町工場の騒音紛いの加工音とモスキー…

御機嫌よう。今日はずっと座ってて脚がぴりぴり、痺れてます どっかの山奥にでも車を走らせて、乾いた木々を集めて火をくべて椎茸の傘を網に乗せて上からちょちょいと醤油を垂らす訳です。秋じゃないすか、それって?なんでこうもね秋って特別扱いなんでしょ…

冷めたやつ

花火とか桜とか富士山の山頂から見た御来光だとか、初日の出とかね、そういうものを大勢の、多くの人間と一緒になってみると、何となく不安になる。 でもこれは単なる、あまり余った自意識からくる不安で、昨日僕が行った大曲の花火大会を例に考えると、周り…

ししおどしのなやみ

涼やかな庭の端で、単調なる動作をその竹筒は受け入れた。 目の前に横たわる自分の使命に忠実なれ、と暗示めいたものを唱えながら己を律する他なかった。 真横の竹筒から渡される冷たい流れを受け取り、ただ耐える。ひたすらにその重みに耐えた後に、屈する…

ぐぢゃぐちゃ好き

「そのときは、まだぼくが死んでるときだね」 と大層大昔、そんなようなことを二十年くらい前の僕はそう言ったらしい。母からそんな話をいつだったか聞いた。「そのとき」とは、まだ私が産まれる以前、すなわち平成五年以前の話を指しているのだろう。 今は…

さいさいさいこ

ふと、思い出したからここに書いておきたいことがある。何が引き金になってこの事について思い出すのか、それは全くわからない。 それはわたしの最も、最も最古の記憶である。最最古。最南端の沖ノ鳥島。自我が芽生えた瞬間とはまた違うとは思うが、記憶の中…

うなじと直線

流石に蝉は食えんだろうと、思いつつも、でも蝉を口にぽいと放り込んでジャギジャギシャリシャリ両顎を上下に、リズミカルに、小気味よく動かすと、特に蛙の唐揚げのような意外性、旨さもなく、節がある角ばってトゲトゲして尖った脚、硬い甲殻とか鱗のよう…

ねこしっかく。

ねこという生き物は、あれは、ね。僕の人生の師匠に他ならない。 我が師匠は人間というものに一向に媚びず、のうのうと、主人の留守の間もそこいらの近所、溝川、コンクリの側溝、工事現場の脇っちょ、小便風味の草むら、それらをぶらついて、腹が減ったらお…

お誕生日!

Mさん。あなたはお誕生日を迎えましたね。24だそうですね。ええ、僕も24です。 24と言ったら、まだまだ人生永いような、そんなような気も起きますが、そうでもないみたいです。 来年から我々は愛知県で苦楽を共に生きなきゃならんわけで、どういう訳か、ね。…

ポンポコ夫婦

君と一緒にいると小説の中にいるみたいだ。たぬきうどんを啜りながらさっき妻にこんな事を言った。なに、とその嗅覚が何かを察知したのか明らかに妻は訝しんだ。なになに急に、だって、だってさ今の今まであんたさ、アンタのそのチンポジが左から真ん中ドス…

てれびをみました

試してガッテン、ウィンブルドン。そういうものを観ながら僕は1日の残りを過ごした。試してガッテンというTV番組は、ご存知、主に健康食品関連のものを片っ端からためして合点していく訳で。それを観て承知したと言わんばかりに、合点した主婦達は今晩の頭の…

百足

人はよく吐き気を催す嫌悪感を示すものについて表現するときに、生理的に受け付けない。というような類の表現をするかと思います。その物、ないしはその人、対象への嫌悪感が不明瞭で、ぼやけていて上手に説明出来ないときの逃げ道としても、我々はこの表現…

えんとりーなんぼー2

名言ぽいぽい かのアインシュタインは言いました。「人生とは自転車のようなものだ」と。その名言をきいたならば、我々はその意味を考えます。「自転車→漕ぎ続ける→それをやめたら転ぶ」と。当たり前ですが、一見突破なことに聞こえてもしっかりと論理性を持…

えんとりーなんばー1

メモ あんびしゃすJK あなた(プレーヤー)はファッションに敏感な若干17歳の田舎の女子高生です。田舎ムスメといえど、あなたはそれはそれは立派な野心家で、自らが流行の発信源になりたいという欲望を持っています。あなたは流行を作る為に、他の野心家(他の…

つけ麺屋一燈で記す

究極の休日とは何だろうか?そういうことはポカンと口を開けて虚空を見つめ、過ぎ去る時間を肌で感じながら、誰もが一度か二度は考えるかもしれない。 休日が精神、肉体面の休養のみを目的とするならばゴロンと横になって本でも読めば万事解決じゃないですか…

かみのしてん

最近というのも、もはや、脳天、つむじが見える。自分のつむじというものはこうも、上陸したての台風のようだったとは。兎に角、わたしはわたしのつむじがみえるわけで。 この現象に苛まれ始めたのはいつだったか?もう、正直言って私にはほとんど記憶にない…

まよこーんぴざの命日

三月のある日。 今朝もファミリーレストランに来た。ぴたり開店と同時である。店の自動ドアをくぐると、顔馴染みの店員がにこりと会釈をして、くるりと背を向けると、忙しなく調理場の方へ消えていった。 窓際の席、朝の木漏れ日、この席に決まって、腰を下…

ふいっち?

こんにちは、山本です。さて、私は世間一般で言う就活生といういきものです。黒い人口皮の鞄を片手に、さきっちょだけ妙に艶のある靴を履いて、慣れない紫外線光のもと市街を彷徨い挙句本社にでっかいしゃもじ持って突撃晩御飯するアレです 結論から言うと、…

おしゃれなばすと

高速バス。素晴らしい。こんな快適な空間はあったもんじゃない。圧倒的な人の温もり、温もりなんて生温いかもしれん、熱い、情熱。もはや蒸発寸前である。分厚いエンジン音、粗雑な振動、子守唄である。 素晴らしい。それだけではない、仙台を出発したこの我…

さくら、混沌骨。

「仙台ではその、桜が満開なんですよ。ワシントンかなんかでも今が見頃だそうです。今朝のニュースで、ちょうど鉢合わせました。」 「そうなんですか、ワシントンにも桜が咲くもんなんですわねぇ!ハハは」 「いや、いや、勿論、桜は日本のものです。」 二人…

おしゃべりねこ

ぼくの家の猫ぽんたは、決まって、ぼくが帰宅すると渡した紙に何かを描き始める。スーパーの特売の広告、薄い紙っぺら、何でもいい。それらの縁で首回りをくすぐると目を細めて、必死に背伸びをして、頬を擦り合わせようとする姿は何とも、愛らしいものであ…

せいしんさんぽ

僕はたまに不可解な、摩訶不思議な気分に襲われるときがある。何というか、自分の精神の肉体の結び付きが妙に弱いように感ずるときだ。そのときは、僕はラーメン屋の看板に精神を寄せることができるし、FA宣言をした僕の精神はもはや、出来ぬことなど。ない…

ねるまえに

目上の電球が今日はやけにひかって、誠に眩しゅうございます。 最近僕の傾向として、周りの人間との関わりに価値を見出そうとする、ということを意識的にやっている気がする。これはどっから来たのか、他人に興味を持たないのは、自分自身がつまらん人間なの…

あるぞうすいしはんの癖

「てか、これはさ。この昨日の晩の残り。雑炊のなりそこないはアルミホイルの上に乗せて、その上に昨日買ったあれよ?冷蔵庫のチーズか何かをふんだんに振りかけてさ?オーブンで焼けばそりゃいいんじゃない?」 僕は親友のその提案に対して、賛成の意を表明…

F教

たっきゅうびんでーす ボクは風化し年季の入ったインターホン、それを押した。パンイチの男が玄関から身を乗り出し、腕を伸ばしてドアを開けた。ご丁寧に。パンイチといえども、彼のその上半身はそれは見事なもので、腹は板チョコのようだし胸はこんもり膨ら…

いたくてつめたい

わたしは柱にそれこそ強打した右腕と右腿を引きづりながら、雪の中、橋の上をあるく、あるく。糞が。残った左腕でぐにゃり曲がったハンドルに殆ど、すべての体重を預けながら。わたしの哀れな姿に同情を寄せる者は一切、おらず。ただ、彼らはわたしの脇をス…

抱負

きょうからまたはじめたいとおまいます