妻を褒めちぎろうとしたが脱線してしまった

華金たるや皆さん、いかがお過ごしでしょう?こんばんは山本です。

週末の開放感、しかも仕事始めの週というのも相まって、それはそれは格別なことと思います。最高の気分です。

わたくしも、鍵を開け玄関に到達した刹那に工場靴を身体からパージ、放出し、その推進力を余すことなく利用して柔らかいんだか硬いんだか何ともコメントのしようがない絶妙な、あのソファーに頭から、軽度に首を捻挫しつつも飛びついてはぐでっとし硬直、一時間という量の時間が無残にも霧散いたしました。

ただ、この一連をしているのは何も、記念すべき華金に限った話ではないことは、私の口から発せずとも察しがつくのではないでしょうか。

この一連が、永きに渡って、古代太古の古のその又、小野妹子が海外留学に渡ったさらにその昔、常習的な私の堕落的な生活の一部をお披露目して共感をしたいという邪な考えも勿論全くないとは言わないが…わたしが主張したいのはこの一連の行為は、ただ単に、わたくしが物事一定が大好き原理(ごめんなさいそんな言葉ないです変化を嫌う的な意で)に絡め取られているだけだということである。

原理的な観点からみると、わたしがソファーでくたばっておるのは、これは全知全能の作者視点から見ると予定通りだし、大分筋書き通りである。

わたしからみりゃざけんなこんなはずじゃあぁと両手を頬に当ててムンクの叫びっぽいお茶目をしながら、この時間を使えば簿記三級合格に一歩近づいたとか世界中のJKが歓喜する新作ボードゲームのコンセプトを考案できたかとか農家に行って収穫の手伝いをしながらちゃっかり流行りの技術を布教して回ったりだとか夜で洗濯物が湿る前に取り込んでお嫁さんの機嫌を損ねずにすんだとか、兎に角、色々何かしらの行動は取れるわけで、ちょっと後悔する訳である。

だからわたくしは、後悔を恐れるあまり、常に原理的な物語を書き殴っている得体の知れん奴に監視されているという意識を持って、そいつの想像の範囲圏外に出なければならんという、半ば脅迫的な観念に駆られて、生活を送らねばならのだろうか?そうすれば自堕落な時間が圧倒的成長!!を遂げる眩く煌びやかな時間や楽しい時間へと変わっていくのであろうか。

そんな陳腐で面倒な考えを持つ人は多くいると思うが、皆んなきまり決まって全知全能の範囲から脱出することはできないので、よし、なるほど、と、摺り足で神様に背後忍び寄り、すっと、彼の穴あきデニムだかスキーニだかを高速で引き、更にはブリーフだかボクパンだか立て続けに下に引っ張り、全恥全NOパンぐらいにしてしまっても正直、全く心が痛まんですが、わたしが直接そんな小学4年生でもせぬ愚行とも言える行動を取ったとして、彼が全知全能であることは変わりない訳で結局は各々にあるその方程式、仮定を破壊するしかないのでしょうか?わたしは殺すとか物騒で恐ろしいことはしたくないので、とりあえず彼の処遇は、暫定的ではあるが華金ですしわたしも上機嫌なのでノーパンぐらいで勘弁しておくとしよう。その代わりといっては少々何ですが、わたしもソファーの上で寂しく、自堕落をしながら飲み会でおらぬ妻の帰りを待ち、後悔に浸ろうかと、そういう所存である。

結局、ソファーに沈みながらも神をノーパンにさせるという自堕落とは程遠い、そんな華金を過ごしたが

わたしが今日本来やるべきことーそれは妻を惚気ついでに褒めたたえる文章を連ねるということで、そういう心持ちで文字を繋いでいたのですが…

というのも、せっかく結婚をしたというに友人などから何が好んで妻と結婚したかを問われても、はっきり言語化できない、という事態が年末年始に立て続けに発生したからだ。

というわけで妻を褒め讃えるお話はまた、いずれかの機会にしようと思う。

それでは、よい金曜を