3・5

幾らかの茜霧島でだめだ。眠たくも頭が痛く、親指が辛うじて動くようなこの状態で日記を綴るというのは、相当な精神力がなけらればならない。日が変わるまであとわずか。

そこまでしてやんなきゃいけないのか。

寝るという選択肢は往々にあるけれど。

寝ちゃっても誰も困らんけれど。

日報生産マシーンなるわたしは日記を書かない限り眠ることを許されないという暗黙空間の只中にあって、その暗黒空間を創り出したのは誰かって、創造と破壊の金髪ギャル女神である我妻マ・ポリーンによってである。

 


久しぶりの千葉の実家だが、なんというか、親という生き物が我が子であるわたしを凄く凄く誠実で真面目で優等な人種だと思っている、思わずにはいられない。

違和感以外になんか存在するのか。いや、しない。

わたしがそんなんでもないすよーと異論を述べても、母は皆そんなもんだとか、アンタはやっぱ発達障害なんかじゃないし、安心しろい!アンタは全然普通だしOKOKと仰る。アリーヴェデルチ

わたしはてきとうにそうだね、という。この人たちはそう思いたいのだからそれが幸せだとおもう。

わたしはこの場にマ・ポリーンを召喚してゲロくらいいっちょハリキッテばら撒いて欲しいと思わずにはいられんが、ゲロ神様は戸田に格納されておるので、そうもいかない。

 


仰向け寝転がりながら操作するスマホが顔面に落下した。いたい。光る画面を両目に、冷えピタのようにピッタと付いたけど、ぼやけて何もみえたものじゃない。