ふと、思い出したからここに書いておきたいことがある。何が引き金になってこの事について思い出すのか、それは全くわからない。 それはわたしの最も、最も最古の記憶である。最最古。最南端の沖ノ鳥島。自我が芽生えた瞬間とはまた違うとは思うが、記憶の中…
流石に蝉は食えんだろうと、思いつつも、でも蝉を口にぽいと放り込んでジャギジャギシャリシャリ両顎を上下に、リズミカルに、小気味よく動かすと、特に蛙の唐揚げのような意外性、旨さもなく、節がある角ばってトゲトゲして尖った脚、硬い甲殻とか鱗のよう…
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