統計検定の結果が郵送で届いた。これが届いたのは確か正月だったがあまりしっかりこの通知書をみていなかった。
わたしはこの通知書を改めてみて、ひとしずくの涙が零れ落ちそうになった。
というのは、何も私が不合格という烙印を押されたからではない。それどころか私の不合格は明らかに実力不足であったのが否めない訳で(一ヶ月は勉学に励んだ)、この程度で合格となればたかが知れた検定ということになるし、意味がないのも同然である。
わたしの涙腺を崩壊させるためには、日本統計協会の行き届き過ぎたその親切心に感動したからに他ならない。施されたレリーフ、この堂々たる不合格の刻印はもはや
至高ではないか?....この圧倒的な煽りティの前にはわたしも平伏すしかないであろう。
娘がいつ産まれるのか??わたしには到底分からない。今日一番言いたいことはこのことに尽きる。このこと以外有り得ない。
予定日は既に一週間を超えた。
日本統計協会の煽りスキルを娘は見習っているのかもしれない。オラオラお腹を蹴りまくるが、全く外に出てくる気配が無い。わたしは娘の名を呼ぶ、それに面白ろそうにボコボコ反応するが、それが何か嘲笑ってかるかのようだ。早くわたしも娘の合格をいただきたい?