3・2

コンビニの駐車場は結構面白いかもしれない。

 


無断駐車厳禁、前向き駐車のお願い、アイドリングストップ禁止。これらを促す看板が敷地至る所、柵という柵に張り巡らされている。

我々はコンビニに車でくるや、これらのお願いをされるわけで、何故にお願いをされるかというと、無断駐車をする人間、後ろ向きに駐車をする人間、アイドリングをする人間、こういった各種人間が世に一定数いるからであり、近隣住民やコンビニ側が迷惑を被っているからであろう。

 


昼間からパラパラを踊っている明らかな陰気成人男性がコンビニの前にいたとしよう。

あくまでに仮定においてのお話で。

その見窄らしい男の腹揺れる激しいパラパラがそのコンビニAの営業妨害にあたるとして男は注意を受け続けたが、一向に男はパラパラを止める気配もなく一週間がたった。しかも人数も増員しており気付いたら数名ほどの束になっていた。

コンビニAはパラパラ族に対して営業妨害なるで賠償を請求しようと考えたが、その前にとりあえずはパラパラ厳禁なる看板を用意してそれを敷地内に設置した。

ちょうど、その時期に所さんの何ちゃらの旅が偶然コンビニAのある街を射抜き、結果幾らかのカメラ人がどっと押し寄せた。

その際にパラパラ族はテレビの画面を幾らかの尺を持って占有した。メディアで賛否両論あったものの取り上げられ、パラパラコンビニとコンビニAはもてはやされた。

この動きに便乗して集客を狙うコンビニAはパラパラ厳禁を解除し、パラパラ歓迎なる看板を敷地内ににそれこそ至る所に張り巡らした。

しかしながら、パラパラ歓迎なる看板を設置したもののそれからはパラパラ族はコンビニAに現れる事はなかった。元々、パラパラ族はどこの馬の骨かと言うならば、向かいのフランチャイズ店コンビニBの工作員で、パラパラは彼らによる妨害行為だった。

よってパラパラ族は自陣のコンビニBに戻りパラパラを発狂したように踊り集客を狙った。近隣のコンビニC・Dはパラパラ踊り手募集なる看板を打ち立て生き残りをかけ奔走した。よくわからないが不毛なパラパラ戦争がここに始まった。

 


わたしはなにが言いたかったか、忘れてしまった。今日は寝てばっかだった

。かなり不毛だった。この文章が証明してくれるコトと思う。