2020-01-01から1年間の記事一覧

ぼけっとしてる

わたしは、ぼけっとしている。 ぼけっと、している状況にある。 家で。 幾分かの力も出ない。微塵も。 年末というものが、わたしをぼけっとな人間にさせてしまうか、ただそれは理にかなってない。そうは思う。 多くは、年末であるから仕事を片付けようとぼけ…

鍵持ってますか?

貴女を会社に送ったあと、家に入れなくなってしまいました。

人類は近年まで親指を持て余していた、かも

久しく文章を書いていなかった。 その久しくを語れるのは私にiPhone8を提供してくれた、お嫁様の友人のおかげだ。私の携帯は文字入力がままならなかった。ありがとう。よってここに感謝の意を表すとともに、わたくしのここ数ヶ月でパツンパツンに溜まったバ…

中秋名月後、ムール貝浮上

ムール貝というものがぷかぷか宙に浮かんでいる。何故浮かんでいるのか?不明、不名誉、時期尚早、南無阿弥陀、浜崎あゆみ。 これというのとも、せいぜい、私が酔っ払っているから浮かんでいるのか?浮かんでいるから、私は酔っ払っているのか?となるからに…

いつもお世話になっております。

いつもお世話になっております。 この書き出しが私の頭を日中の、仕事の同居人である。この書き出しが、冒頭であり、事の始まりとなり、接頭句であってバッターボックスに入るほんの直前の、屈伸運動を丁寧に行うイチローそのものであり、私が愛して止まない…

土井善晴の一汁一菜的思想

最近というのも、大いに、味噌汁に力を注いでいる 我が家の晩餐に並ぶ品はといえば、味噌汁と白米、以上、たったこれだけだ これは単に、従来の一汁三菜的思想を打破すべく爆誕した土井善晴の一汁一菜を盲信しているためで、それ以上でもそれ以下でもない 兎…

暇×夜=駄文

アルバイト募集中 私の眼前にあるのはセブンイレブンで、窓に張り付く典型ゴシック体がいかなる主張を繰り返しているご様子で。ガラスの向こう側に映るATMとそれを操作する髭が妙に絡み付いてマッチしてるような。 アルバイトの感覚、まるっと、すべて覚えて…

水島弘史の冷製パスタが冷静に少なすぎる

水島弘史という男をご存知だろうか? 知らぬ人のために一応、説明を挟んでおくと、彼は世にいうところのシェフである。 シェフというのは、顔がつるんとしていて、肌は紅く焼け、そこに白い衣を纏い、白い歯を見せ、うまいものを作る人間である。 これが私の…

4/14

月曜朝、曇天を通り越した、雨。雨。 雨の日はちょっとロマンチックな気分になるとかいう洒落た女性も世間には幾らか、一定数はいるとわたしは聞いたことがあるような、ないような・・・ 少なくとも、こと私に限っては、物事をいかに肯定的に捉えようにして…

窒息

日々の日常というのは、こうも単調なのかとため息をつくことも、しばし。 いえに帰るや、わたしは手を洗いアレクサに部屋の電気を付けてくださいと、深々お願いをした。パッと灯がともる。わたしはソファに腰を下ろす。何のことはない。手慣れたものだ。 時…

豆乳は最高であるという話

そういえば、わたしの行動というものを思い返してみると場当たり的であるというのが、散見される。妻にもよく指摘を受ける。 思考というプロセスを吹っ飛ばしてその場の勢いで、気付いたら行動が終了してしまっている。思考することが億劫なのだ。 思考する…

おひるね

わたしはiPadを開いた。カメラを起動する。もうお昼か。 これほど心地のよい土曜はそうそうないだろう。家のリビングの一室に引き込もっていても、十分にその恩恵を得ることができる。ベランダ脇の通りからは疎らなエンジン音に加え、時折、控えめな子供の騒…

セツメイ

我々は常に、説明を強いられている。 何故か分からないが猛烈に皿洗いをしたくないとき、というのが存在するとしよう。普段であれば食器を下げると流れるようにスポンジを右手に握りしめ、やや中腰になりながら私の仕事、わたしの役割が始まるというのに。今…

GALAXY a20

7000円のスマートフォンを買った。GALAXY a20という機種だ。親指が使っていたiPhone6と比べてもよく滑る。摩擦がない。滑らかだ。ここまで文字を入力するのもいつもに比べて倍以上はかかっているが、a20(相棒)のせいではない。 とてもいい買い物をしたと思う…

イートイン爺

わたしは中々、独りというものに飢えている。このように書くと、わたしはつくづく幸せものだと気付かされる。わたしのことを好いてくれる人間もいるからだ。わたしが常に孤独の中にあれば、わざわざ手間を掛けて孤独を望もうとすることもしないだろう。 わた…

死と作品

//////////////////////////////////////////////// 昨日、あれが死んだ。その死は、予め、定められていたものだった。が twitterをみる頻度が以前に比して激減し、トレンドというものに、世間に背を向けるまさに情報弱者と言わんばかりの私が、このワニの話…

駐輪場

昼休憩。真っ暗で爛れたオフィスに雲間から一縷の光が覗かせたのだろうか、陽がさっと入る。 わたしは細々と豆乳を飲み干した。うまい。これ以上にうまいものは世に溢れるだろうが、何というか、これがまた手頃な旨さなのである。 外に出ようと、そうおもっ…

にじゅうろくさい会社員がADHDてきな話(分類そして理想との対峙)

確かに、わたしは分類されてしまった。仕分けられてしまった。いや、これがはたして確かなのか?という議論について、わたし自身から語る事は、それはほとんどといっていいほど意味が無く、甚だ不毛であろう。 人間という存在全般において、何かに、例えば社…

役員の尻を蹴りたい衝動に駆られてしまった男の葛藤

ダボついたヘルメット、華奢なメガネのうえに覆い被さる分厚い防護メガネ、くぐもる加工音、塗装とシンナーの香り、つい先程まではそんなものに気を取られていたのか、と思うと恥ずかしくなる。 人間に突如として湧き上がってくる、情動、これは制御できぬも…

妻を褒めちぎろうとしたが脱線してしまった

華金たるや皆さん、いかがお過ごしでしょう?こんばんは山本です。 週末の開放感、しかも仕事始めの週というのも相まって、それはそれは格別なことと思います。最高の気分です。 わたくしも、鍵を開け玄関に到達した刹那に工場靴を身体からパージ、放出し、…

巨匠とマルゲリータ①

こんばんは。ごきげんよう。山本です。 先程、帰宅して間も無く「巨匠とマルゲリータ」を読み始めたのですが、悪魔だの何だなの話になって詩人で主人公のお付きの編集者がよう分からん外人オッドアイ男に、お前はこのあとすぐに女に首を刎ねられて死ぬぞ、と…

あるあるをもとめて

わたしの前でお嫁様は数独に取り組んでいる。コンビニで売ってる段位認定ができる数独本で、お嫁様はコンビニでトイレを借りたついでに購入なさったのを、わたくしはしっかりと承知しているのだ。 傍のスピーカーからはTBSラジオ、ハライチのターンが永遠、…