灰山本健介

頭の中に何も浮かんでこないにも関わらず、わたしは日記を綴り始めてしまったので、もう止まることは多分ないだろう。それはだって言いたいことが沢山あるんだろうから。

そう、本日のお話をしましょう。振り返り。起きる➖家を出る➖仕事にいく➖帰宅する、これがわたくし山本健介の1日のアウトラインなのだけれど、こんなにもつまらない1日の切り抜き方をしているようじゃ日記家を名乗れたものではない、したがって

立つ➖歩く➖歩く➖座る➖立つ➖・・として当、山本健介の1日を解体してみることにしてみたがどうもヒアルロン酸の通販番組を免れないわけなので、私はやはり、起きる➖家を出るに舞い戻って、これが山本健介の1日です!!!!と半ば開き直る選択をすることに致しました。そして、私はなんと健やかな名をもっているんだ!

以上。おやすみなさい。

 

といっても上記のような不甲斐ない日記を書いているようじゃあ日記家を名乗れたもんじゃない。名乗ったことはないけれどもう10年くらい続けてるlifeworkなのだからそれぐらいの野心があっても、悪くないだろう、むしろ健康だ、健やかだ、俺だ、と言いたいところだがこれは野心なのか...そもそも日記家とはなんぞやというツッコミを、私はしたくはない。

妻にこの間、娘がもうすこし大きくなったらこの日記を読み聞かせするのか?と聞かれたことがある。結論から言うなれば、私が灰ならば、よい。灰ならば、である。つまり生きているうちは、厳しい。自分のことをマトモでな部類でないという結論を勝手に決めるのは何かむず痒いが、こんな戯言を自分が寝静まった後にnoteでもTwitterでもないインターネットの片隅でコソコソと書いている30歳が真っ当かと言われれば、わたしは自信がない。

ただ、この自信のなさと謙虚さは、私の真っ当さ加減を逆に示すものである。はは。娘よ、おまえがこの日記を読むとしたら山本健介が灰になってからだが、な。

そういえば、今朝、グラファイトのお雑煮を食わされる夢を見た。あれはなんだったんだ。